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日別アーカイブ: 2025年12月23日

必要な進化

mahalo hair designの更新担当の中西です。

 

ヘアサロン業は、技術職であり接客業であり、地域ビジネスでもあります。そのため「良い施術ができれば自然に集客できる」という時代は終わりつつあります。もちろん技術は土台ですが、時代のニーズに合わせた“仕組み”を整えたサロンが、安定して選ばれやすくなっています。

ここでは、これからのサロンに必要な進化を、現場目線と経営目線の両方で整理します。

1. 予約のストレスを減らすことが“価値”になる 📲

忙しい人ほど、予約の手間を嫌います。電話がつながらない、営業時間内に連絡できない、メニューが分かりづらい。こうした小さなストレスが、来店機会を減らします。

・24時間予約できる導線
・メニューと所要時間の分かりやすさ
・担当者の空き状況の見える化
・事前カウンセリング(悩み入力、写真送付)
・キャンセルポリシーの明確化

予約体験の改善は、施術の質と同じくらい重要になっています。入口がスムーズなサロンは、それだけで選ばれやすいのです 🚪

2. カウンセリングの標準化で“ブレない満足”を作る 🗣️

満足度は、仕上がりだけで決まるわけではありません。「思っていたのと違う」は、多くの場合カウンセリングのズレから生まれます。
だからこそ、カウンセリングを属人化せず、一定の品質で提供できる仕組みが強くなります。

・なりたいイメージ(写真の共有)
・NG(できれば避けたいこと)
・生活スタイル(朝の時間、職場規定)
・次回来店の目安
・ホームケアの提案と理由

ここが丁寧だと、たとえ大きなイメチェンでなくても「満足感」が高まります。さらに説明が明確だと、価格への納得感も上がります 💡

3. リピートは“提案”で決まる――次回の理由を作れるか 🔁

単発のお客様を増やすだけでは、経営は安定しづらい。だからサロンにとって重要なのは、リピート設計です。
リピートは「また来てください」だけでは生まれません。次回の来店理由を、その場で作る必要があります。

・この長さだと○週間後に扱いづらくなる
・このカラーは退色が○週でこう変化する
・次回はこのメニューを入れると質感が上がる
・季節で頭皮状態が変わるのでケアを提案する

こうした“根拠ある提案”ができるサロンは、信頼が積み上がり、価格競争から離れやすくなります 🧱

4. スタッフの働き方ニーズにも応えるサロンへ 👥

時代のニーズは、お客様側だけでなく、働く側にもあります。美容師の働き方は、以前より多様になりました。
・プライベートを大切にしたい
・育児と両立したい
・学びの時間を確保したい
・長く続けられる環境が欲しい

こうした希望に応えられるサロンは、人材が定着し、サービス品質も安定します。
教育面でも、技術だけでなく「カウンセリング」「提案」「薬剤知識」「写真・SNSの見せ方」など総合力が求められます。人が育つサロンは、結果としてお客様にも選ばれ続けます 🌱

5. 地域密着×発信の時代――“見つけてもらう努力”が必要 📣

今は検索とSNSでサロンを選ぶ人が増えています。つまり、店の魅力を外に出していないサロンは、存在していないのと同じになりかねません。
・得意なスタイル
・施術のこだわり(薬剤、工程、再現性)
・客層に合わせた提案
・お店の雰囲気
・価格の考え方(なぜその価格なのか)

これらを、押しつけではなく“分かりやすく”届けることが重要です。発信は派手さよりも、誠実さと継続が効きます 📌

まとめ:これからのヘアサロンは「技術+仕組み+人」で強くなる 📈

ヘアサロン業は、これからも必要とされる仕事です。ただし、求められるのは「似合う髪型」だけではありません。再現性、癒し、ケア、納得感、予約体験、提案力、そして働く環境まで含めて“総合的に選ばれるサロン”が強くなります。

4回を通してお伝えしたいのは、ヘアサロンは時代の変化とともに進化できる業界だということです。お客様の悩みが多様化するほど、サロンの価値は広がる。だからこそ、この仕事は面白い。これが、ヘアサロン業の魅力であり、時代のニーズの中心でもあります。