皆さんこんにちは!
mahalo hair designです。
~求めているもの~
ヘアサロンに来るお客様は、いつも明確に「こうしたい」と言葉にできるわけではありません😊
なんとなく雰囲気を変えたい。
少し軽くしたい。
扱いやすくしたい。
似合う感じにしたい。
職場で浮かない範囲で明るくしたい。
そうした“ぼんやりした希望”を持って来店される方もとても多いです。
だからこそ、ヘアサロン業において非常に大切になるのが、提案力です。そして、その提案力こそが、お客様からの信頼を大きく左右します🤝
お客様が本当に求めているのは、単に「言われた通りに切ること」ではありません。もちろん、要望を尊重することは大切です。けれど、髪質や骨格、クセ、ライフスタイル、顔立ち、仕事、年齢、好み、朝のセット時間などを考えずに、そのまま形にすれば、かえって扱いにくくなることもあります。
本当に信頼される美容師さんは、お客様の希望を出発点にしながら、その人に合う形へと整理して提案してくれます✨
つまり、ただオーダーを受けるのではなく、一緒に似合う答えを見つけてくれる存在なのです。
たとえば、「短くしたい」とお客様が言ったとしても、その“短く”の意味は人それぞれです。
結べる長さは残したいのか。
顔まわりは隠したいのか。
前髪はつくりたいのか。
軽く見せたいだけなのか。
こうした違いを丁寧に確認せずに進めると、「思っていたのと違う」となりやすくなります💭
信頼される美容師さんは、
「どのくらい短く感じたいですか?」
「結べた方が生活しやすいですか?」
「普段アイロンは使いますか?」
といったように、答えを急がず、お客様の中にある曖昧な希望を一緒に言葉にしていきます。
このプロセスがあるからこそ、お客様は安心して任せられるのです。
また、提案力が特に大切なのがカラーです🎨
カラーは、明るさや色味だけでなく、肌なじみ、退色後の印象、職場での見え方、ダメージの出方まで考える必要があります。
お客様が「アッシュ系にしたい」と言っても、髪のベースや履歴によって仕上がりは変わりますし、「明るくしたい」と言っても、赤みを抑えたいのか、柔らかく見せたいのかで選ぶ色は変わります。
信頼される美容師さんは、
「今のベースだとこの色味がきれいに出やすいです」
「色落ちまで考えるとこのくらいが扱いやすいです」
「お仕事のことを考えると、この明るさがちょうどいいと思います」
といった提案ができます。
これによって、お客様は“今だけきれい”ではなく、“その後も安心できるカラー”を選ぶことができます。
さらに、信頼につながる提案力には、髪の悩みに対する現実的な答えを出せることも含まれます。
広がる。
うねる。
ぺたんこになる。
前髪が割れる。
毛先がまとまらない。
白髪が気になる。
こうした悩みを抱えているお客様は多いですが、悩みの原因や解決策は一つではありません🌿
信頼される美容師さんは、なんでもかんでもメニューを足すのではなく、
「カットで収まりやすくできます」
「これはトリートメントより乾かし方で変わる部分も大きいです」
「縮毛矯正までしなくても、部分的な対策でも十分です」
というように、必要なこととそうでないことを分けて伝えます。
お客様にとって本当に役立つ提案をするからこそ、「この人は売り込みではなく、自分のことを考えてくれている」と感じてもらえるのです😊
また、提案力がある美容師さんは、お客様の生活をよく見ています。
サロン帰りだけきれいでも意味がありません。
大切なのは、次の日からどうかです。
朝忙しくて巻けない方。
毎日結ぶ方。
子育て中で美容に時間をかけにくい方。
営業職で清潔感を重視したい方。
学生で校則がある方。
そうした背景を理解して提案してくれる美容師さんは、本当に信頼されます🌸
「このスタイルはかわいいですが、毎朝アイロンが必要です」
「こちらなら乾かすだけでも形になりやすいです」
「結ぶ前提ならこの長さが扱いやすいです」
こうした説明があると、お客様は納得して選ぶことができます。
信頼につながる提案力には、押しつけがないこともとても重要です。
美容師さんの中には、良かれと思って提案しているつもりでも、お客様からすると押しつけに感じられることがあります。
「絶対こっちの方が似合います」
「そのスタイルはやめた方がいいです」
と強く言われると、お客様は自分の希望が否定されたように感じてしまうことがあります。
信頼される美容師さんは、
「こちらの方が扱いやすいと思いますが、こういう雰囲気が好きならこの方向もありです」
「今の状態だとこういう選択肢があります」
といったように、選択肢を整理しながら伝えます✨
お客様が自分で納得して決められるように支えること。これが、本当に信頼される提案です。
また、提案力のあるサロンは、長い目で見た提案ができます。
今日だけきれいにするのではなく、次回やその先まで見据える。
「今回は長さを大きく変えずに整えて、次回パーマをかけると扱いやすいです」
「白髪が気になるなら、この先はこういうカラーの育て方もできます」
「今は傷みがあるので、まず整えてから次に理想の形へ近づけましょう」
このような提案ができると、お客様は“その場しのぎではない安心感”を持てます😊
ヘアスタイルは一回で完成するものばかりではありません。だからこそ、一緒に先を見てくれる美容師さんは強いのです。
さらに、お客様が本当に求めているのは、似合わせと安心の両立です。
ただ流行っている髪型ではなく、自分に似合って、無理がなくて、気持ちが上がるスタイル。
これを見つけてもらえることに、大きな価値があります🌷
提案力のある美容師さんは、流行だけでなく、その人らしさや生活まで考えます。
だからこそ、お客様は「自分でも気づいていなかった似合い方を見つけてもらえた」と感じることがあるのです。
この体験は、とても強い信頼になります。
ヘアサロン業において、お客様が本当に求めているものは、
ただ注文通りに仕上げることだけではありません。
自分に合う答えを一緒に見つけてくれること。
無理なくきれいでいられる提案をしてくれること。
納得しながら選べるように支えてくれることです✨
そのために必要なのが、提案力です。
つまり、信頼につながる提案力とは、
希望の奥にある気持ちをくみ取ること。
髪質や生活に合わせて整理すること。
押しつけずに選択肢を示すこと。
今日だけでなく先まで見て考えること。
そして、お客様が安心して任せられる空気をつくることです😊
本当に愛されるヘアサロンは、ただ髪を整える場所ではなく、その人らしさを一緒に見つけてくれる場所なのではないでしょうか。